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ホームケアのAGA治療。
飲んで抜け毛を減らす。
フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられる内服薬(飲み薬)です。
フィナステリドは有効成分の名前であり 、代表的な商品名としては「プロペシア」という医薬品が有名です。
プロペシアを内服している人とフィナステリドを内服している人は同じような効果が得られると考えられます。
プロペシアが先発品、フィナステリドやフィンペシアがジェネリック医薬品になります。
男性型脱毛症には男性ホルモンが深く関与しており、フィナステリドは体内での男性ホルモンの合成を調節することで、 AGA に対して効果を発揮すると考えられています。
フィナステリドは、1日1回の経口投与(内服)で AGA に対する確かな効果が期待できるため、 AGAのベーシックな治療薬であるといえます。
AGA(Androgenetic Alopecia は男性型脱毛症の略称であり、 成人男性にみられるような、いわゆる「薄毛」の状態をいいます。
思春期以降に発生する場合が多く、特に髪の生え際(おでこ)や頭頂部(あたまのてっぺん)が薄くなってくるのが AGA の特徴です。
人によっては、髪が細く弱くなってきて、全体としてボリュームダウンしてくるというケースもありますので、必ずしもおでこや頭頂部だけが薄くなるということではありません。
AGA の症状は薄毛です。
具体的には以下のような症状が出現してくると考えられます。
・シャンプーをした時に抜け毛が増えた
・朝起きると枕にたくさん抜け毛が付いている
・髪の毛のボリュームが少なくなってきた
・おでこが広くなってきた
・髪の生え際が後退してきた
・頭頂部の辺りがスカスカしている
・髪の毛が細くなって持ち上がらなくなった
など
AGA は徐々に進行していきますので、「抜け毛が増えた」、「ボリュームが減った」というような初期症状の段階から適切な治療を行うことで、 AGA の進行を食い止めることが可能です。
髪や頭皮に違和感を感じているという方は、明らかな薄毛症状が出現する前に、お早めに医師にご相談ください。
当院では、フィナステリドを始め、多くの専門的な AGA 治療を取り扱っております。
どの治療薬に関しても、早期診断と早期治療によって、より効果的に使用することができます。
AGA の発症には、男性ホルモンの一種であるテストステロンが関与していることが知られています。
髪の生え変わりには、毛周期(ヘアサイクル)とよばれる周期があり、「成長期」、「退行期」、「休止期」という3つの段階を経て、髪は成長し抜け落ちていきます。
AGA を発症していない場合、ヘアサイクルの成長期はおおよそ2〜6年と言われており、ゆっくりと時間をかけて髪は長く太く成長していきます。
しかし、男性ホルモンの影響を受けることで、ヘアサイクルの成長期期間が著しく短縮してしまいます。
AGA を発症した場合、成長期は数ヶ月まで短縮してしまうこともあるため、髪の毛が急速に抜け落ちていくということになります。
フィナステリドは、AGAにより異常となったヘアサイクルを止める働きがあります。
AGA によるヘアサイクルの異常を止めるためには、 AGA の根本的な原因である男性ホルモンに対するアプローチが重要です。
男性ホルモンにはテストステロンと呼ばれるものがあり、このテストステロンが髪の毛(毛根)に運ばれることで、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変換されます。
ジヒドロテストステロンは、テストステロン以上に強力な男性ホルモンであり、このジヒドロテストステロンが AGA 発症の正体とも言えます。
そのため、 AGAの進行を止めるためには、「ジヒドロテストステロンの合成を阻害する」 ことが重要になります。
フィナステリドは、テストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を阻害することで、ジヒドロテストステロンの合成をブロックすることができます。
AGA 発症の正体であるジヒドロテストステロンの合成には、「5α-還元酵素」が関与していることが知られています。
男性ホルモンであるテストステロンに5α-還元酵素が作用することで、ジヒドロテストステロンが作られるというようなイメージです。
また、5α-還元酵素には1型と2型があり、特に、2型の5α-還元酵素がジヒドロテストステロンを生成していると言われています。
そのため、5α-還元酵素の働きをブロックしてあげることで、ジヒドロテストステロンの合成を抑制し、結果的に AGA の治療につなげられるということになります。
フィナステリドは2型の5α-還元酵素を阻害することで、ジヒドロテストステロンの合成を抑制し、 AGA に対する効果を発揮します。
フィナステリドは、ジヒドロテストステロン合成に深く関与している2型に対してピンポイントにアプローチすることで、副作用を抑えながら AGA に対する効果を発揮することができると考えられます。
AGA 治療薬の中には、1型と2型の5α-還元酵素をどちらも阻害するものもありますので、副作用や効果のバランスを見ながら、お一人おひとりにとって最適な治療薬を選択していくことが重要となります。
フィナステリドを効果的かつ安全に使用するためには、 AGA 治療に対する専門的な知識や経験が必要になります。
通常、フィナステリドは、効果が期待できるまで約6か月間の連日投与が必要になります。
フィナステリドは、ジヒドロテストステロンにアプローチし、ヘアサイクルのバランスを整えることで薬理作用を発揮しますので、内服後すぐに効果が現れるというものではありません。
また、効果を継続させるためには継続的な内服が必須になります。
さらに、フィナステリドを6ヶ月以上使用しても AGA の進行が止まらない場合、他の AGA 治療薬への切り替えを検討していく必要があります。
このように、フィナステリドの効果をしっかりと発揮させていくためには、適切な用量選択や正しい効果判定が必要となりますので、必ず専門医の指導のもとで使用するようにしてください。
フィナステリドは1日1回経口投与する飲み薬です。
早く発毛効果を発揮させたいからといって決められた用量以上を服用してはいけません。
フィナステリドには様々な副作用がありますので、必ず医師の指導の下で用法用量を守って服用するようにしてください。
フィナステリドの代表的な副作用として男性機能の低下が挙げられます。
具体的には、性欲の減退、陰茎の勃起力が弱くなるなどの症状が報告されています。
男性ホルモンを抑制する薬剤であるため、人によっては全身の男性ホルモンのバランスに影響を及ぼしてしまい、特に男性機能に変化が現れる可能性があります。
また、男性ホルモンはメンタル面や精神のバランスに対しても重要な働きをしていますので、ホルモンのバランスが崩れることで、抑うつ傾向や倦怠感、なんとなくやる気が出ないといったような精神的なトラブルが出現する可能性もあります。
お一人おひとりに最適な投与量を正しく投与していくことで、副作用を最小限に抑えながら、 AGA に対する確かな治療効果を発揮できるのですが、使用方法を誤ってしまうと、心と体に悪影響が出現する可能性もありますので、フィナステリドを使用する際には、多くのAGA 治療の経験を持つ医師のもとで治療を行うようにしましょう。
もし、フィナステリドやデュタステリドで性欲減退が心配な方には当院のエクソソーム点滴がお勧めです。
基本的に、フィナステリドは他の薬剤との飲み合わせに注意する必要はありません。
また、空腹時に投与した場合も、食後に投与した場合も、効果や安全性が変わらないことが検証されていますので、忘れないタイミングで内服していただくことが大切です。
フィナステリド内服によって、前立腺がん検診(PSA検査)に影響が出現することが知られていますので、何らかの検査を受ける際には、フィナステリドを内服していることを伝えていただく必要があります。
フィナステリド使用時には副作用の発現に注意する他、取り扱いなどにもご注意いただく必要があります。
フィナステリドは男性ホルモンに対してアプローチする薬剤であるため、女性(特に妊娠中や授乳中)には危険な薬剤となり得る可能性があります。
誤って女性や子供が内服してしまわないようにご注意頂くのはもちろん、フィナステリドが割れたり欠けたりした場合には、女性や子供が錠剤に触らないように注意する必要があります。
FLOW
*LINEのお友達申請をしていただきこちらからご予約をお願いします。
AGA治療の内容について担当医師より詳しくご説明があります。
ご不明点などがありましたらお気軽にご相談ください。
AGA治療は医師の管理下の行うため、
薬を飲んでも問題ないか採血をして調べます。
薬を処方します。
Price
フィナステリド+ミノキシジル5㎎ (1ヶ月分) | ¥10,230(税込) |
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デュタステリド+ミノキシジル5㎎ (1ヶ月分) | ¥8,910(税込) |
フィナスステリド (1ヶ月分) | ¥5,500(税込) |
プロペシアのみ (1ヶ月分) | ¥9,900(税込) |
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