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ホームケアのAGA治療。
飲んで髪を生やす。
ミノキシジルは血管拡張作用を持つ医薬品です。高血圧症の治療薬としても使用されていた薬剤です。
もともとアメリカで血圧を下げるために使用されていましたが、副作用として「多毛症」が認められたため、
現在では、この副作用(多毛症)を利用して男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられています。
ミノキシジルには、外用薬と内服薬があります。
外用薬は一般用医薬品(リアップなど)としても使用されているため、ご存知の方も多いかと思います。
ミノキシジルの内服薬(飲み薬)はミノキシジルタブレット(略称ミノタブ)と呼ばれています。
ミノキシジルの内服薬(飲み薬)を安全かつ効果的に使用していくためには、 AGA に関する専門知識や豊富な経験を持つクリニックで処方を受ける必要があります。
当院では、ミノキシジルの内服薬と外用薬の両方を取り扱っておりますので、お客様お一人おひとりにとって最適な薬剤を使用することが可能です。
特にミノキシジルタブレットは、 AGA に対する効果が強い一方、副作用などの安全性がシビアな医薬品です。
当院では、 AGA の豊富な治療経験をもとに、しっかりと副作用マネージメントをして薄毛治療をさせていただきます。
ミノキシジルの薬理作用は大きく4つに分類することができます。
ミノキシジルが本来、高血圧症の治療薬として使用されていたのは、血管拡張作用が存在するからです。
ミノキシジルタブレットは、血管を広げるという働きを持つため、
血圧を下げたり、全身の血流を改善させるといった効果が期待できます。
頭皮の毛細血管に対しても働きかけるため、
血管を広げ血流を改善させることで、頭皮にたくさんの酸素や栄養が流れ込むようになります。
血流改善によって頭皮を健康にするというのがミノキシジルの代表的な作用のひとつです。
髪の毛の生え変わり周期のことをヘアサイクルといいます。
ヘアサイクルが短くなることで抜け毛が増え、結果的に薄毛の原因となります。
ミノキシジルは、髪の毛を成長させる細胞である、毛母細胞のアポトーシス(細胞が死滅してしまうこと)を抑制する働きがあり、ヘアサイクルを延長させて育毛を促すという効果が期待できます。
髪の毛の成長を促すためには、発毛因子と呼ばれる物質が重要となります。
ミノキシジルには、インスリン様成長因子1(IGF-1)、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)と呼ばれる、発毛因子の分泌を促す作用が確認されています。
発毛因子の産生促進によって薄毛を改善することができるのがミノキシジルです。
ミノキシジルには毛乳頭細胞を刺激する働きも確認されています。
髪の毛を作り出し、その髪の毛を成長させていくためには毛乳頭細胞の働きが重要です。
ミノキシジルを投与して毛乳頭細胞に刺激を与えていくことで、より効果的に髪の毛の成長を促していくことが可能になります。
ミノキシジルタブレットは、投与開始後12週間(3ヶ月)で育毛効果が確認される場合もありますが、
しっかりと発毛効果を発揮させるためには、6ヶ月間程度の治療期間が必要になります。
飲み始めてすぐ効果が発揮されないからといって、自己判断で服用を止めてはいけません。
ミノキシジルタブレットを飲み始めて心配事が出てきたという方は、自己判断で中止してしまう前に、
まずはお気軽に当院までご相談ください。
ミノキシジルなどの AGA 治療薬の効果判定は非常に難しいです。
経験豊富な医師が直接診断を行うことで、
「治療効果が出ているのか」、「別の治療薬に切り替えるべきなのか」ということを判断することができます。
インターネットなどの情報だけで自己判断をせず、必ず受診していただくようお願いします。
ミノキシジルタブレットは1日1回経口投与する飲み薬です。
早く発毛効果を発揮させたいからといって決められた用量以上を服用してはいけません。
ミノキシジルタブレットには様々な副作用がありますので、必ず医師の指導の下で用法用量を守って服用するようにしてください。
代表的な AGA 治療薬としては、プロペシアなどのフィナステリドとデュタステリドがあげられます。
これらの薬剤は、 AGA の根本的な原因である男性ホルモンに対して働きかけることで、薄毛を治療していくというメカニズムです。
一方ミノキシジルは、男性ホルモンに作用するわけではなく、血流改善や毛母細胞へのアプローチによって発毛・育毛効果を発揮させるため、フィナステリドやデュタステリドとは全く異なる薬理作用であるといえます。
フィナステリドやデュタステリドが「薄毛を予防していく」ようなイメージの薬剤であるのに対して、ミノキシジルタブレットは「発毛を促していく」ような薬剤であるといえます。
ミノキシジルの副作用としては、
動機や息切れ、立ちくらみやめまいといった、血圧や血流に関連するものが多く報告されています。
また、血管の拡張によって、手足や顔にむくみが出現するというケースもあります。
ミノキシジルは全身の血管にアプローチする薬剤ですので、
全身性の副作用をしっかりとマネージメントしていくことが重要になります。
ミノキシジルは高血圧の治療薬として使用されていた医薬品です。
そのため、以下のような方はミノキシジルを服用することができません。
ミノキシジルが血管を拡張させて血圧を低下させることで、全身に影響が及んでしまう可能性があります。
基礎疾患のある方や何らかの治療を行われているという方は、必ず専門医の指示をもらうようにしましょう。
・未成年者
・高齢者
・妊娠・授乳中の方
・妊娠の予定がある方
・心臓や肺、血管などの循環器系に既往や疾患のある方
・血圧に疾患がある方
・腎臓や肝臓に異常がある方
など
FLOW
*LINEのお友達申請をしていただきこちらからご予約をお願いします。
AGA治療の内容について担当医師より詳しくご説明があります。
ご不明点などがありましたらお気軽にご相談ください。
AGA治療は医師の管理下の行うため、
薬を飲んでも問題ないか採血をして調べます。
薬を処方します。
Price
ミノキシジル5㎎ | ¥7,920(税込) |
---|---|
フィナステリド+ミノキシジル5㎎ (1ヶ月分) | ¥10,230(税込) |
デュタステリド+ミノキシジル5㎎ (1ヶ月分) | ¥8,910(税込) |
プロペシア+ミノキシジル5㎎ (1ヶ月分) | ¥13,860(税込) |
外用薬:ミノキシジル 7% | ¥10,010(税込) |
外用薬:ミノキシジル 2% 女性用 | ¥9,020(税込) |
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