クマを気にしている女性

目の下のクマやたるみは、多くの人々の悩みの一つです。
この記事では、特に「影クマ」に焦点を当てて、その原因と治療方法について詳しく解説します。
私自身の美容外科医としての経験をもとに、カウンセリング時に観察しているポイントや、各治療法のメリット・デメリットについても触れていますので、実際にクマ取りを考えているという方にも参考にしていただきやすい内容になっています。
ぜひ最後までお読みください。

目の下のクマ取りの詳細

目の下のクマとたるみの原因

美しい下眼瞼

クマがない目元

陰影下垂が目立つ下眼瞼

目の下のクマの図解

目の下のクマやたるみの主な原因は、眼窩脂肪の膨らみです。
この脂肪は、頭蓋骨の内側に存在し、その膨らみが目の下の凹凸を作り出しています。
そんな眼窩脂肪の膨らみと、それと同時に出現する陰影(トラフ)によって、疲れた印象や老けた印象の原因となります。
目の下のクマやたるみを改善したいという場合には、この眼窩脂肪にアプローチしていくことが基本となります。

目の下のクマの図解


しかし、クマやたるみの原因は眼窩脂肪の膨らみだけではありません。
眼窩脂肪に膨らみやボリュームがなく、眼窩脂肪が少ないようなケースであっても、目の下が凹んでしまうことで、凹凸が影になってクマが出現するという場合もあります。
そのため、目の下のクマやたるみを正しく改善していくためには、症状出現の原因を正確に突き止め、適切な施術を行っていくことが重要となります。
闇雲に眼窩脂肪を取り除くだけでは良い結果が得られないこともありますので、目の下のクマ取りや脂肪取りを行う際には、必ず経験豊富で実績のある美容外科医に相談するようにしましょう。

目の下のクマ取りの詳細

影クマのタイプと特徴

目の下のクマやたるみは、目元の代表的なお悩みのひとつです。
その原因や特徴はひとつではないため、目の下のクマに関するお悩みを解決するためには、お一人おひとりの状態やタイプに応じた対応をする必要があります。

以下では、影クマの4つの主なタイプとそれぞれの特徴について詳しく解説します。

Aタイプ

眼窩脂肪の膨らみが目立つタイプ

眼窩脂肪の膨らみが目立つタイプ。
10~20代の若い人に多く見られるのがAタイプです。
このタイプは、眼窩脂肪の膨らみが目立つのが特徴です。
脂肪の膨らみが外部に顕著に現れやすいという特徴があり、皮膚のハリや弾力がまだ保たれているような若い世代に多いタイプのクマです。
ハリのある眼窩脂肪の膨らみは、一見すると涙袋のように見えることもあり、女性的で優しい目元を作ることができる重要なパーツにもなり得るため、闇雲に脂肪を取り除くのはおすすめできません。

Bタイプ

目の下の靭帯が強く、凹みが目立つタイプの図解

目の下の靭帯が強く、凹みが目立つタイプ。
目の下の靭帯が強く、下方向に対して力が加わることで凹みやクマが目立つタイプがBタイプです。
若い男性に特に多いこのタイプは、目の下の靭帯が強く、その結果として目の下の凹みが特に目立つのが特徴です。
この凹みは、ゴルゴラインとも呼ばれることもあり、特に目の下の中央部分に現れやすいです。
Bタイプの場合、眼窩脂肪の膨らみによってクマができているというものではありませんので、脂肪除去の適応は慎重に見極める必要があります。

Cタイプ

眼窩脂肪の膨らみと、ゴルゴラインによる凹みが同時に存在するタイプの図解

眼窩脂肪の膨らみと、ゴルゴラインによる凹みが同時に存在するタイプ。
年齢とともに眼窩脂肪が重力の影響で下に移動してくることがCタイプの主な原因です。
その結果、目の下に膨らみと凹みが同時に現れることが多くなります。
眼窩脂肪が膨らんでくるだけではなく、膨らみの下部に凹みが出現するため、この部分の凹凸を少なくしていくことが重要になります。
脂肪を除去するだけではなく、必要な箇所には脂肪を注入するような、ボリュームアップ系の施術を組み合わせていくことがポイントです。

Dタイプ

過去の脱脂手術の影響や元々の眼窩脂肪の少なさから、目の下の凹みが目立つタイプの図解

過去の脱脂手術の影響や元々の眼窩脂肪の少なさから、目の下の凹みが目立つタイプ。
過去に脱脂手術を受けた結果、目の下の脂肪が極端に不足してしまったり、元々の体質として眼窩脂肪が少ない人がこのDタイプに該当します。
このタイプの人は、目の下の凹みが特に深く、影が強く出やすくなるため、疲れて見えてしまうのが特徴です。
Dタイプでクマが出現している場合、凹んだ箇所に脂肪やヒアルロン酸などを注入していくようなアプローチが必要になります。

各タイプの治療方法

Aタイプの治療(結膜脱脂)

眼窩脂肪の膨らみが目立つタイプ

結膜脱脂は、過剰な眼窩脂肪を取り除くだけのシンプルなものです。
しかし、この手術を選ぶ際には、皮膚のたるみやゴルゴラインの凹みが目立たないかどうかをしっかりと確認する必要があります。
先にも紹介したように、脂肪を取り除きすぎても凹みの原因になってしまうため、お一人おひとりにあったプランで施術を行うことが重要です。
脱脂術は脂肪を取るだけのシンプルなものであるからこそ、仕上がりのデザインをしっかりとイメージしておくことが大切です。

B&Dタイプの治療(脂肪注入)

目の下の靭帯が強く、凹みが目立つタイプの図解
過去の脱脂手術の影響や元々の眼窩脂肪の少なさから、目の下の凹みが目立つタイプの図解

脂肪注入は、その名の通り、ご自身の脂肪細胞を採取し、目の下の凹み部分に精製した脂肪を注入してボリュームアップする方法です。
自家組織(自分自身の細胞)を使用するため、肌や組織への馴染みが良いのが特徴です。
脂肪注入のリスクとしては、脂肪細胞の採取後の脂肪の性質の理解が不十分なドクターによる不適切な注入でのしこり形成のリスクや、移植した脂肪の定着の良し悪しによる結果のばらつきなどが考えられます。
eクリニックでは、採取した脂肪の精製を徹底的に行うことで、純度の高い品質の高い脂肪細胞のみを抽出して使用していきます。
そのため、脂肪細胞の精製不足によるトラブルなどのリスクを最小限に留めることが可能です。

B&Dタイプの治療(ヒアルロン酸注入)

目の下の靭帯が強く、凹みが目立つタイプの図解
過去の脱脂手術の影響や元々の眼窩脂肪の少なさから、目の下の凹みが目立つタイプの図解

ヒアルロン酸は人体にもともと存在する成分であり、弾力や水分保持作用などを持つ物質です。
このヒアルロン酸を目の下の凹み部分に注入して、ボリュームアップしていく方法がヒアルロン酸注入です。
上記のBまたはDタイプのような、「凹みによってクマが出現している」というタイプに効果的です。
ヒアルロン酸は、水分を保持する能力が高く、皮膚のハリや弾力を保つ役割を持っており、もともと人体に存在する物質であることから、安心してご使用いただくことができます。
eクリニックでは、弾力や持続性などにこだわった、高品質なヒアルロン酸製剤のみを取り扱っておりますので、お客様の満足度の高いヒアルロン酸注入をご提供することができます。
しかし、ヒアルロン酸の効果は一時的であり、効果を維持するためには定期的な注入が必要となる可能性があることを知っておく必要があります。

Cタイプの治療(経結膜脱脂+脂肪注入)

眼窩脂肪の膨らみと、ゴルゴラインによる凹みが同時に存在するタイプの図解

脱脂(脂肪除去)と脂肪注入の組み合わせにより、凹凸の調整を細かく行うことができるのが「経結膜脱脂+脂肪注入」です。
この治療では、眼窩脂肪の膨らみを取り除きつつ、凹み部分に脂肪を注入することで、目の下の凹凸を整える効果が期待できます。
クマの原因はひとつではなく、膨らみと凹みによって凹凸や段差が大きくなっているというケースが多いです。
このような場合、単純に脂肪を取り除く(膨らみを小さくする)だけではなく、不足してる部分を補っていく治療が必要になります。
注入はヒアルロン酸でも可能ですが、より自然でナチュラルな仕上がりを希望される場合には、脂肪注入をおすすめしています。

Cタイプの治療(裏ハムラ法)

眼窩脂肪の膨らみと、ゴルゴラインによる凹みが同時に存在するタイプの図解

皮膚を切らずに、眼窩脂肪を再配置することができる手術が裏ハムラ法です。
裏ハムラ法は、眼窩脂肪の位置を変えることで、目の下の凹凸を整える効果があります。
特に、目の下の凹みが深い人や、眼窩脂肪の膨らみが強い人におすすめの手術です。
眼窩脂肪を移動させる方法としてハムラ法(表ハムラ法)と呼ばれる術式がありますが、ハムラ法(表ハムラ法)は、顔の表面にある皮膚を切開する施術法であるのに対し、裏ハムラ法はまぶたの裏側からアプローチする施術法であることから、皮膚表面に傷跡が残らない点が大きな違いとなります。
また、ハムラ法は目の下の皮膚だけでなく、涙袋を形成している眼輪筋も切開するため眼輪筋の力が弱くなり涙袋がなくなってしまうケースがあります。
目の下のたるみや眼窩脂肪の状態にもよりますが、ある程度涙袋を残しつつ、より自然に目の下のお悩みを解消したいという方には裏ハムラ法がおすすめです。

目の下のクマ取りの詳細

まとめ

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】当ページ記載の金額参照

目の下のクマやたるみは、多くの方々が抱えるお悩みとして、eクリニック 富山院にもたくさんのお客様が相談にいらっしゃいます。
これらのお悩みを解消していただくためには、まず原因を正確に理解することが重要です。
影クマのタイプや特徴を知ることで、ご自身の状態に合った治療方法を選択することができます。
タイプを見極めずに治療方法を選択してしまうと、むしろ影クマが酷くなったように見えてしまうこともありますので、適切な術式を選択することがとても重要です。

本記事では、影クマの各タイプとその治療方法について詳しく解説しました。
治療方法は一つではなく、それぞれのタイプや状態に応じて最適な方法が存在しますので、必ず経験豊富な専門医や実績のある美容クリニックにご相談ください。

最後に、目の下のクマやたるみは、日々のストレスや生活習慣なども大きな原因となります。
日常生活を見直し、少しでもストレスのない環境に身をおいていくことも重要です。

また、目元のお悩みや気になる部分があるという方は、どうぞお気軽にeクリニックまでご相談ください。

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